エメラルドのオーダー

四大宝石の一つで、鮮やかなグリーンを示すエメラルド(英：Emerald)。和名では翠玉と呼ばれ、新緑の季節である5月の誕生石としても知られています。また、結婚55周年を祝う宝石でもあります。石言葉は「幸運・希望・夫婦愛」などです。

分類的にはベリル（緑柱石）という鉱物の一種で、涼やかな色で人気のあるアクアマリンの仲間です。古来より世界中で愛されてきた宝石で、例えばエジプト女王クレオパトラは専用の鉱山をいくつも持っていたそうです。現在の主な産地はコロンビア、ザンビア、ブラジル等となっており、世界の総産出量のうち、5割以上をコロンビア産が占めています。

エメラルドはその生育環境から、殆どが小粒で、かつキズやインクルージョンが多いことでも知られています。エメラルドのインクルージョンはフランス語で「庭」を意味する「ジャルダン」と呼ばれ、この宝石の個性となっております。しかし、耐久性や外観上の問題となりうることから、現在は殆どのエメラルドに対し、無色の樹脂やオイルによる含浸処理が行われております。一般的に施されている処理であるため、これにより価値が下がることはありません。ただし、無処理で美しいものに関しては、非常な高額で取引されています。

エメラルドキャッツアイ

また、エメラルドの中には、非常に稀ですがスター効果（アステリズム）を持つ「スターエメラルド」や、キャッツアイ効果（シャトヤンシー）を持つ「エメラルドキャッツアイ」、そして歯車のような模様を持つ「トラピッチェエメラルド」などの変種もあり、その稀少性から、こちらもやはり高値がつけられております。

当社では、南の海の浅瀬のようなエメラルドグリーンから、古代に「緑の炎」と表現されたような深い色合いまで、様々な色調のエメラルドのルース・各種ジュエリーを取り揃えております。商品は保管してある店舗から、他店舗へのお取り寄せも承ります。気になる商品がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

また、お買い上げいただいたルースを使用した、ジュエリーのセミオーダー/フルオーダーも承っております。エメラルドのオーダーの典型例は、エメラルドカットあるいはスクウェアカットの指輪あるいは、ペンダントのリフォームがほとんどです。この場合、基本お手持ちのエメラルドの縦と横のミリサイズが分かれば、お見積もりは可能です。

ご希望に合わせ、様々なご提案をさせていただきますので、ぜひご相談ください。

※エメラルドは、内部にクラック（ヒビ割れ）があるものも多く、リフォームが困難な場合もあります。
※エメラルドは、基本メッキ加工はいたしかねます。したがって、ホワイトゴールドでのリフォームも承ることができません。

エメラルドリングへリフォーム

エメラルドリングへリフォーム

ペンダントへのリフォーム

エメラルドのリフォーム・オーダーメード事例

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