指に合うサイズは変化する
一番大きい要因は、体重の増減にともなう変化がございますが、
サイズ測定を行う時間帯、季節、体調、さらには、リングの幅や厚みなどの物的な要因で、指輪がきつい、あるいはゆるいと感じることがございます。
- 暖かい時期と寒い時期
気温による人体の血管等の収縮や膨張に左右され指のサイズは変化します。
そのため夏に計測したリングが冬にはゆるく感じてしまう、またはその逆という現象をよく目の当たりにします。
冬、寒い時にサイズを選ぶ方にはあまりにもぴったりすぎる物をお勧め致しません。
暖かくなり、血管が膨張するとリングがきつくて指に入らなくなってしまう恐れがあります。
また、夏にサイズを選ぶ場合はその逆の事が起こっている可能性が高いのです。 - 体調による変化
足のむくみは夜と言われますが、指のむくみは決して夜とは限りません。
寝起き、お酒を飲んだ後、徹夜明け、という時も指はむくんでいます。
リングを着けて、試している時間が長いと、だんだんにむくみが取れてくる場合があります。
または、体調の良い日に出直すほうが懸命かもしれません。 - 幅広のリングと幅細のリング
幅の広いリングはそのリングが指を締め付ける面積によって指に感じるサイズがかなり変わってきます。
普段のサイズより若干大きめになってくるのが普通です。
通常のサイズにはこだわらず、幅や指なじみなどの有無にもよりますが、0.5号~1号くらいのサイズ決定をお勧めします。
実際のサイズ選び
下記のようなポイントを意識してサイズを選びましょう。
- 指輪を入れるときはすっとはいって、抜くとき多少間接のところなどで引っ掛かりを感じるもの
- 手をにぎったとき強い圧迫感がないもの
※河原宝飾では、リングゲージの貸し出しサービスなども行っておりますので、ご用命ください。
リングサイズの表記
リングは国によってサイズの数字や呼び名が変わります。
日本・国際規格・アメリカ等で数字が大きく変わりますので、ご購入などの際は注意していただく必要がございます。
詳しくは指輪のサイズの測り方をご覧ください。
リングが抜けなくなった時
まずは、石けんやハンドクリームなどで指輪を滑らせてみて下さい。
この方法で、案外抜けます。
指の関節で止まってしまう場合には、指を軽く曲げ、間接のところまで移動させたリングをもう片方の手で、
リングを指の腹側から、関節の外側方向に押して上げつつ、指先の方に移動させると抜けることがあります。
リングが指の肉に食い込んでいるような状態になった際に、糸などで抜く方法が紹介されているサイトも拝見しますが、
血管を痛めてしまう可能性があるので、当店ではお勧めしません。
こうなった場合には、ご来店いただければ、専用の工具で、修理することを意識したリングの切断をいたします。
ご来店いただけない場合、消防署などでもリングの切断を行った後、
そのリングを当店へ宅配いただければ、修理いたします。
ただし、消防署などでのリングの切断は、内側の刻印や、デザインの一部が修復できない場合がございます。