印台リング


東京都内から大井町店にご来店です。
市販のプラチナの印台リングは腕が薄いので
厚みのあるものを作りたいとのご依頼です。

ちなみに純プラチナは
(田中貴金属の売り相場で)
この記事を書いている2014年現在で1g/5,000円前後します。
出来上がり重量を何グラムと想定するかで
金額は大きく変わってきます。

1グラム100円もしないシルバーとは違うので
最大で合計~円になるといったことを
まず、ご説明します。

また今回は
使わないジュエリーを溶かして作って欲しいというご依頼だったのですが
Pt900と金位の刻印が打ってあっても
・メーカーによって割り金(Pt900なら残りの10%の事)が違う
・汚れやロー材が入ってる可能性がある
という理由で鋳造屋さんが古い地金は使ってくれません。

お持ち頂いたジュエリーは下取りという形になり、
新しい地金が必要になります。

デザイン

縮尺計算


お見積もりの金額に納得していただけたらデザイン画を描きます。
ご希望の形の写真をお持ちいただいたので
電卓で縮尺を計算して
実寸の3面図(上面・側面・正面)を描きます。

WAX作成

WAX原型


デザイン画が決まったら原型を作ります。
WAXと呼ばれるロウソク状の塊を削って
原型を作ります。
このワックスの重さ1gに対して
Pt900 23倍
K18 17倍
925(SV) 12倍をかけた数字が
出来上がりの重量になります。

これに
鋳造の時に付ける地金を流し込むための湯口の重さと
仕上げで5~20パーセント減ることを考えて
全体に1.3をかけた重さの地金が
必要となります。

今回は全部で41gの地金が必要でした。

鋳造上がり

仕上げ


鋳造から上がってきたら仕上げをします。
写真の様に湯口が付いているので
ヤスリで削って
巣穴などもレーザーで溶かして埋めて
仕上げていきます。

正面梨地

仕上がり


正面の部分だけ梨地仕上げにして完成です。
湯口の付いていた部分も写真のようにピカピカになります。

裏抜きもしていないのでズッシリとした
シンプルですが存在感のある指輪ができました。

制作方法:フルオーダー

金額です。
☆原型製作  50,000
☆鋳造仕上げ 40,000
☆Pt900地金代 369,000
合計459,000
※別途消費税がかかります。

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